仕事中の動悸が止まらない原因とは?対処法と受診すべき症状の目安

仕事中に突然の動悸に襲われ、「病気かもしれない」と不安を感じていませんか。プレゼンや会議で起こるその症状は、ストレスが原因のこともあれば、治療が必要な病気が隠れているサインの可能性もあります。

この記事では、仕事中の動悸に考えられる3つの原因(心臓の病気、こころの問題、生活習慣)を解説します。あわせて、危険な動悸のサインや、すぐにできる応急処置、適切な診療科の選び方も詳しく紹介します。

ご自身の状況と照らし合わせることで、動悸の背景にある原因のあたりをつけ、応急処置から専門医への相談まで、次に取るべき具体的な行動が明確になります。

まずはセルフチェック!仕事中でも見逃せない危険な動悸のサイン

仕事中に感じる動悸には、すぐに医療機関への連絡が必要な「危険なサイン」と、業務終了後でも間に合う「受診を検討すべきサイン」の2種類があります。

忙しい業務の最中でも、ご自身の体のサインを見過ごさないことが何よりも大切です。これからお伝えする症状の目安を参考に、緊急度を冷静に見極めてください。

まずはセルフチェック!仕事中でも見逃せない危険な動悸のサイン
まずはセルフチェック!仕事中でも見逃せない危険な動悸のサイン

すぐに救急車を呼ぶべき症状

動悸に加えてこれから挙げる症状が一つでもみられる場合は、心筋梗塞や重篤な不整脈といった、命に関わる病気の可能性があります。

「仕事を抜けられない」「周りに迷惑がかかる」などとためらわず、直ちに救急車を呼んでください。ご自身の命が最優先です。

以下の症状は、心臓や脳に重大な問題が起きているサインと考えられます。

  • 意識が遠のく、気を失う
  • 胸をギューッと締めつけられるような痛み、圧迫感、不快感が続く
  • 突然、息が吸えないほど苦しくなる
  • ろれつが回らない、片方の手足に力が入らない、しびれる

これらの症状は一刻を争います。無理に我慢せず、すぐに周囲に助けを求めて119番通報してください。

業務終了後に受診を検討すべき症状

すぐに救急車を呼ぶほどの緊急性はないものの、放置せずに業務が終わり次第、あるいは近いうちに医療機関の受診を検討すべき動悸のサインもあります。

「いつものことだから」「疲れているだけだろう」と自己判断してしまうのは危険です。その動悸の背景に、不整脈や甲状腺の病気などが隠れている可能性も否定できません。

特に、以下のような症状に気づいたら、一度専門家である医師に相談することをお勧めします。

  • 動悸が起こる回数が増えた、または一度の動悸が長く続くようになった
  • 動悸と一緒に、立ちくらみやめまい、軽い息切れを感じる
  • 特に運動しているわけでもないのに、動悸がする
  • 高血圧、糖尿病、心臓の病気などで、すでに治療を受けている

これらの症状に気づいたら、「いつ、どのような状況で、どのくらいの時間、どんな動悸が続いたか」を具体的にメモしておきましょう。その情報が、診察の際に原因を特定する重要な手がかりとなります。

今すぐできる!会議中や接客中でも落ち着くための応急処置

会議中や接客中に突然の動悸が起きても、周りに気づかれにくく、ご自身で心を落ち着かせるための応急処置があります。

これから紹介する方法は、高ぶった交感神経の働きを鎮め、心身をリラックスさせる副交感神経を優位にするためのテクニックです。

ただし、これらはあくまでその場を乗り切るための方法であり、動悸の根本的な解決にはなりません。症状を繰り返す場合は、その背景にある原因を探るため、必ず専門医に相談してください。

ゆっくりとした深呼吸を繰り返す

ゆっくりとした深呼吸は、高ぶった神経を鎮め、心拍を落ち着かせるのに手軽で効果が期待できる方法の一つです。

仕事のプレッシャーや緊張で交感神経が優位になると、心臓はドキドキと速く拍動します。深呼吸には、この興奮状態にブレーキをかけ、リラックスを促す副交感神経とのスイッチを切り替える働きが期待できます。

周囲に気づかれず、こっそり実践できるのも大きな利点です。

【具体的な深呼吸の方法】

  1. 椅子に深く腰掛け、背筋を軽く伸ばします。可能であれば目を閉じましょう。
  2. 手元の資料に目を落とすなど、少しうつむき加減になります。
  3. 鼻から4秒ほどかけて、他の人には聞こえないくらい静かに息を吸い込み、お腹を膨らませます。
  4. 口をすぼめて、6〜8秒ほどかけ、吸うときよりも時間をかけてゆっくりと息を吐き出します。
  5. これを、動悸が少し和らぐまで5回ほど繰り返します。

ポイントは「吸う」ことより「長く吐く」ことを意識することです。誰にも気づかれずに気持ちをリセットできます。

冷たい水で顔や手首を冷やす

冷たいもので顔や手首を冷やすと、体に備わっている「潜水反射」という仕組みが働き、高まった心拍数を落ち着かせる効果が期待できます。

これは、水に顔をつけたときのように、心拍数をスローダウンさせて体の酸素消費を抑えようとする本能的な反応です。

また、手首の皮膚近くには太い血管が通っているため、ここを冷やすことで効率的に体をクールダウンできます。

【職場でできる具体的な方法】

  • デスクでできること: 自販機で買った冷たいペットボトルや缶を、手首の内側や首筋に数秒間そっとあててみましょう。
  • 席を立てるなら: お手洗いで冷たい水で軽く顔を洗ったり、濡らしたハンカチで手首や首筋を冷やしたりするのも有効です。

急な温度変化が体に負担をかけることもあるため、冷やしすぎに注意し、無理のない範囲で試してください。

一時的にその場を離れて気分転換する

もし可能であれば、動悸の原因となっている緊張やストレスの強い環境から物理的に離れるのが、確実な方法の一つといえます。

場所を変えることで脳への刺激が切り替わり、高ぶっていた神経が静まりやすくなるためです。

周りに気を遣って我慢してしまうかもしれませんが、数分間席を外すだけで、気持ちを切り替えられることがあります。上司や同僚に心配をかけすぎない、自然な理由で席を立つのがポイントです。

【スマートにその場を離れるための伝え方例】

  • 「申し訳ありません、少しお手洗いに行かせていただきます。」
  • 「すみません、資料の確認で一度失礼します。」
  • (少し正直に)「少し気分が優れないので、5分ほど休憩室で休ませていただけますでしょうか。」

その場を離れたら、お手洗いの個室や誰もいない廊下などで、先にご紹介した深呼吸を試してみましょう。ご自身の心が何に強くストレスを感じているのか、冷静に見つめ直すきっかけにもなります。

仕事中の動悸、原因はストレス?それとも病気?考えられる3つの可能性

仕事中に突然襲われる動悸には、大きく分けて「心臓の病気」「こころの問題」「生活習慣の乱れ」という3つの原因が潜んでいます。

これらは独立していることもあれば、互いに影響し合っているケースも珍しくありません。

動悸はあなたの体が発する「少し休んで」あるいは「専門家の助けが必要」というサインです。ご自身の状況を正しく見極め、適切な対応をとるための第一歩として、考えられる原因をみていきましょう。

仕事中の動悸、原因はストレス?それとも病気?考えられる3つの可能性
仕事中の動悸、原因はストレス?それとも病気?考えられる3つの可能性

不整脈や心臓の病気

動悸の最もわかりやすい原因は、心臓のリズムが乱れる「不整脈」や、心臓そのものの機能に問題が生じる病気です。

心臓の異常が原因の場合、動悸の感じ方にも特徴があります。代表的な不整脈の種類と、その特徴的な症状を下表に整理します。

病名(読み方) 動悸の感じ方と特徴
期外収縮
(きがいしゅうしゅく)
・「ドクンッ」と一拍だけ脈が強く打つ、または抜ける感覚
・健康な人にも起こりうるが、頻発する場合は注意が必要
発作性上室性頻拍
(ほっさせいじょうしつせいひんぱく)
・突然、規則正しい速い脈が始まり、突然止まる
・「ドキドキドキ…」と、まるでスイッチが入ったように感じる
心房細動
(しんぼうさいどう)
・脈拍が速く、完全にバラバラになる
・「トトト…」「バラバラバラ…」と、不規則で速い鼓動を感じる

これらの動悸に加えて、前の章で解説したような「胸の痛み」や「息切れ」「意識が遠のく」感覚がある場合は、狭心症や心筋症など、命に関わる病気のサインかもしれません。一刻も早く循環器内科を受診してください。

パニック障害や不安障害など、こころの問題

心臓の検査で異常が見つからない場合、動悸の原因は「こころの問題」にある可能性が考えられます。

過度なストレスや不安は、心と体のバランスを調整する自律神経を乱します。特に、体を興奮・緊張させる「交感神経」が過剰に働くと、心臓に異常がなくても、まるで全力疾走しているかのように心拍数が上がってしまうのです。

  • どんな時に起こりやすい? 会議での発表、重要な商談、上司への報告など、強いプレッシャーを感じる場面で症状が出やすいのが特徴です。

  • 「また起きたらどうしよう」という不安 一度動悸を経験すると、「またあの場面で発作が起きたらどうしよう」という強い不安(予期不安)に駆られます。この不安自体が新たなストレスとなり、さらに動悸を誘発するという悪循環に陥ることが少なくありません。

  • 動悸以外のサイン めまい、吐き気、息苦しさ、手足の震えやしびれなど、動悸以外の症状を伴うこともあります。

このような症状は、パニック障害や不安障害のサインかもしれません。循環器内科で「心臓に異常はない」と言われた方は、一人で抱え込まず、心療内科や精神科の専門医に相談することを検討してみてください。

カフェインの摂りすぎや睡眠不足などの生活習慣

心臓やこころの問題だけでなく、日々の何気ない生活習慣が、知らず知らずのうちに心臓に負担をかけ、動悸を引き起こしているケースも多々あります。

特に仕事のパフォーマンスを上げようとする行動が、皮肉にも動悸の原因になっていることも少なくありません。

  • カフェインの過剰摂取 眠気覚ましにコーヒーを何杯も飲んだり、集中力を高めるためにエナジードリンクを常用したりしていませんか。カフェインには心臓を興奮させる作用があり、過剰に摂取すると動悸や不整脈を誘発することがあります。

  • 睡眠不足・慢性的な疲労 締め切り前の徹夜や恒常的な残業で体が休まらない状態が続くと、自律神経のバランスが崩れます。これにより、日中の活動時でさえ心臓が過剰に反応し、動悸を感じやすくなります。

  • アルコールと喫煙 仕事終わりの一杯やストレス解消の喫煙も注意が必要です。アルコール(特に飲み過ぎや二日酔い)は不整脈の引き金になることがわかっています。また、タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させて血圧を上げ、心臓への負担を増大させます。

これらの原因は、ご自身の意識次第で改善できる可能性があります。「最近、頑張りすぎていないか?」と、一度ご自身の生活を振り返ってみることが、動悸を改善する大切な一歩です。

何科を受診すればいい?症状でわかる診療科の選び方

仕事中の動悸に気づいたとき、多くの方が最初に悩むのが「何科に行けばいいのか?」という点です。動悸で受診すべき診療科は、心臓の病気が原因なのか、それともストレスによるこころの問題なのか、その背景によって大きく異なります。

原因のあたりをつけるための重要なヒントは、動悸以外にどのような症状があるかです。ご自身の体のサインと照らし合わせ、適切な専門科を選ぶことが、的確な診断と治療への近道となります。

胸の痛みや息切れも伴うなら「循環器内科」

動悸に加えて、胸の痛みや圧迫感、息切れ、めまいといった症状がある場合は、心臓の病気を専門とする「循環器内科」が第一の選択肢です。

これらの症状は、心臓のリズムが乱れる「不整脈」や、心臓に十分な血液が送られなくなる「狭心症」など、場合によっては命に関わる病気のサインである可能性が考えられます。

循環器内科では、心臓の状態を多角的に評価するため、以下のような検査を行います。

検査の種類 何を調べる検査か
心電図検査 ・心臓の電気的な活動を記録し、不整脈の有無などをその場で確認します。
心臓超音波(エコー)検査 ・心臓の筋肉の動きや大きさ、弁の状態などをリアルタイムで観察します。
ホルター心電図 ・24時間装着する小型の心電図計で、仕事中や睡眠中など、院内では捉えきれない日常生活での動悸の原因を探ります。

診察の際には、「仕事中に症状が出やすい」という点を正確に伝えることが、原因を突き止めるための重要な鍵となります。

強い不安感やストレスが原因なら「心療内科・精神科」

心臓の検査で異常が見つからないにもかかわらず動悸が続く場合、その原因は「こころの問題」にある可能性を考えます。

特に、動悸そのものよりも、「また発作が起きたらどうしよう」という強い不安感(予期不安)や、仕事のストレスによる気分の落ち込みが目立つ場合は、「心療内科」や「精神科」への相談を検討しましょう。

過度なストレスは、心臓の働きをコントロールする自律神経のバランスを乱します。これにより、パニック障害や不安障害、うつ病といった心の不調が、動悸や息苦しさ、めまいなどの身体症状として現れることがあるのです。

心療内科や精神科では、丁寧なカウンセリングを通じてストレスの原因を探るとともに、必要に応じて気持ちを落ち着ける薬を用いた治療を行います。また、休職や業務内容の変更といった職場環境の調整についても相談でき、根本的な原因解決に向けたサポートが期待できます。

まずはかかりつけ医に相談するという選択肢

「胸の痛みも不安感もある」「どの診療科が自分に合っているのかわからない」など、ご自身で判断するのが難しいときは、まずはお近くの内科やかかりつけ医に相談するのが賢明な選択です。

かかりつけ医は、いわば「医療の総合案内窓口」のような存在です。あなたの話をじっくりと聞き、基本的な診察や心電図検査などを通して、症状の全体像を把握してくれます。

その上で、以下のように最も適切と考えられる専門科への「橋渡し」をしてくれます。

  • 心臓の病気が疑われれば循環器内科へ
  • こころの問題が強く影響していれば心療内科・精神科へ
  • 甲状腺の病気など、その他の内科疾患が考えられれば適切な専門科へ

専門的な検査や治療が必要と判断された場合、症状に合った最適な専門医への紹介状を作成してくれます。一人で悩んで受診をためらうよりも、まずは信頼できる身近な医師に相談することで、適切な治療への第一歩をスムーズに踏み出せるでしょう。

病院での検査や治療の流れは?費用と期間の目安

動悸で受診した場合、まずは原因を突き止めるための検査から始まり、診断に基づいて一人ひとりに合った治療へと進むのが一般的な流れです。

多くの検査や治療は健康保険が適用されるため、費用の心配をしすぎず、まずはご自身の体の状態を正確に把握することを優先してください。

診察では「いつ、どんな状況で、どのような動悸が、どのくらいの時間続いたか」をまとめたメモが、原因を特定する上で非常に役立ちます。

病院での検査や治療の流れは?費用と期間の目安
病院での検査や治療の流れは?費用と期間の目安

主な検査内容(心電図、血液検査、ホルター心電図)

動悸の原因を特定するために行われる主な検査には、心臓の電気的な活動を調べるものや、心臓以外の原因を探るものがあります。

どの検査も、動悸の背景に隠れた病気を見逃さないための重要な手がかりとなります。代表的な検査について、下表に整理します。

検査名 どんな検査? 何がわかる? 費用目安
(3割負担)
心電図検査 ・胸や手足に電極を貼り、心臓の電気信号を記録する
・痛みはなく、5分程度で終わる基本的な検査
・検査時の不整脈の有無
・心筋梗塞や狭心症の兆候(心筋虚血)
500円程度
ホルター心電図 ・小型の装置を24時間体に装着し、日常生活中の心電図を記録する
・仕事中や睡眠中など、診察室では捉えられない動悸の原因を探る
・一時的に現れる不整脈の種類や頻度
・症状と心電図変化の関連性
5,000円前後
血液検査 ・採血により、血液中の成分を調べる
・心臓以外の病気が動悸を引き起こしていないかを確認する
・貧血の有無
・甲状腺ホルモンの異常
・カリウムなどの電解質のバランス
数千円程度
(項目による)

これらの検査で異常が見つからないことも少なくありません。しかしそれは「心臓に器質的な問題はない」という重要な診断であり、次のステップとしてストレスなど他の原因を探るきっかけになります。

主な治療法(薬物治療、生活習慣の改善)

動悸の治療は、原因に応じて症状を直接抑える「薬物治療」と、動悸の引き金となっている生活を見直す「生活習慣の改善」、そしてストレス源を調整する「環境調整」を組み合わせて行います。

薬物治療

原因や症状に応じて、薬を用いた治療を行います。

  • 不整脈が原因の場合: 脈のリズムを整える薬(抗不整脈薬)などが使われます。
  • 不安やストレスが原因の場合: 不安を和らげる薬(抗不安薬)や、自律神経のバランスを整える薬などが処方されます。

薬によっては眠気が出たり、集中力が低下したりすることがあります。運転や機械操作など仕事への影響が心配な場合は、必ず医師に伝え、生活スタイルに合った薬を相談しましょう。自己判断で服薬を中断すると症状が悪化する可能性があるため、医師の指示通りに続けることが大切です。

生活習慣の改善

薬物治療と並行して、動悸の引き金となる生活習慣を見直すことも、根本的な改善と再発予防のために重要です。

  • カフェイン・アルコールの見直し: コーヒーやエナジードリンク、お酒は心臓を刺激したり、不整脈を誘発したりすることがあります。まずは量を減らす、ノンカフェイン飲料に切り替えるなど、できることから試してみましょう。
  • 十分な睡眠の確保: 睡眠不足は自律神経の乱れに直結します。毎日決まった時間に就寝・起床するなど、生活リズムを整えることが、安定した心の状態につながります。
  • ストレスとの付き合い方を見つける: 仕事から離れた趣味の時間を持つ、ウォーキングなどの軽い運動でリフレッシュするなど、自分なりのストレス解消法を見つけることが大切です。

環境調整

仕事のプレッシャーや人間関係など、職場環境が強いストレスとなっている場合は、その環境を調整することも有効な治療の一環です。

医師が必要と判断すれば、業務負荷の軽減、部署異動の検討、一時的な休職などを促すための「診断書」を作成できます。

一人で抱え込まず、会社の人事・労務担当者や産業医、そして主治医に相談しながら、無理なく働き続けられる環境を整えていきましょう。

治療期間は原因によってさまざまですが、まずは1〜2カ月で症状の変化を見ながら、その後の治療方針を調整していくことが多いです。

まとめ

仕事中に動悸が止まらない原因は、ストレスや不安だけでなく、不整脈などの病気が隠れている可能性も考えられます。

深呼吸などの応急処置は一時的な対処法であり、動悸は心や体が発する「無理をしている」というサインです。生活習慣を見直すとともに、症状を繰り返す場合は原因を特定することが大切といえます。

胸の痛みなど危険な兆候があれば循環器内科へ、強い不安が伴うなら心療内科へと、症状に合わせて専門家にご相談ください。何科を受診すべきかわからないときは、まずかかりつけ医に話してみましょう。一人で抱え込まず、専門家の力を借りることが安心への第一歩です。

この記事を書いた人

garagellc
garagellc
齋藤雄佑。
仙台さいとう産業医事務所、代表産業医 
資格
・日本医師会認定産業医
・労働衛生コンサルタント(保健衛生)
・日本外科学会外科専門医
・健康経営エキスパートアドバイザー

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齋藤雄佑。
仙台さいとう産業医事務所、代表産業医 
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